2017年10月3日
先日、土日を利用して山梨県の丹波山村(たばやまむら)に
行ってきました。
何のために?と言うと、
私は普段ある経営者層の勉強会に参加しているのですが、その主要
メンバーに、元々山梨県出身で丹波山村に移住して地域おこしに
取り組んでいる方が居まして、
今回は、農業体験を通して丹波山村の現状を肌で感じるイベントを
企画して下さったので、山梨は何かと関わりのある土地でも有るし
参加せねば、と思ったわけです。
農作業前には、村役場にお邪魔して村の現状と今後の村内事業展開に
ついて全員で意見交換を行いました。村の産業は農業が中心ですが
過疎化・高齢化による衰退と、シカなどの害獣による被害が問題と
なっていますので、害獣駆除をうまく収益化することで村の活性化に
繋げていく、という目標に向けて進んでいますが、課題も多いよう
です。
村の現状を理解したところで、いよいよ農業体験です。
畑は普段より獣害(主にシカ)に悩まされているそうで、
2m以上有る高い柵で保護されていました。
割と最近法の見直しがされるまで、シカなどの野生動物を
自由に駆除できなかったとのことで、被害が増えたようです。
今回の農業体験は、斜面の荒れ地に生えている草を取り除いて
トラクターや鍬などを用いて耕し、ならした土の上に「マルチ」と
呼ばれるビニールのシートを張って、そこに種を蒔いて水遣りした後、
虫などが入らないようカマボコ型に網を掛ける、という一連の
作業を体験しました。感想としては、斜面ということも有りましたが
相当キツい作業で、聞けば隣の畑は70代の農家の方が耕している
とのこと。いつまでも続けられる作業ではないはずですので、
農地を維持するには若い担い手が必要と感じました。
農作業の後は温泉!
この村の温泉はアルカリの硫黄泉で、きっと毎日入るとつるつるに
なる感じの、良い温泉でした。
温泉施設の中には、村のマスコット「タバスキー」の大きな
ぬいぐるみが居ました。
村のあちこちでこのタバスキーを見かけます。ブランド化を
進めている感じですね。
この日の宿泊はキャンプ場、夕飯はバーベキュー!です。
私はキャンプは初めてでしたので、薪に火をつける作業が
結構時間の掛かることと言うのも知りませんでした。
外で、皆で火を囲みながら食べて呑むのは本当に楽しく、また
夜中まで呑んでいたので、宿泊はバンガローで5人雑魚寝の
ような感じだったのですが、酔っ払って疲れて寝たのであんまり
気にならなかったです。
朝は、特産の鹿肉を使った鹿カレー。キャンプ場のゆったりと
した空気も相まって、何か贅沢な時間に感じました。
今回宿泊したキャンプ場は、木の吊橋を渡ったところにあります。
川沿いですので、川に降りて遊ぶのも気持ちいいですね。
2日めは、丹波山村を満喫というプランに決まったので、
まずは軽く野球で汗を流します。これも私は大人になって
からは初めてかもしれません。
村には村営の野球場兼サッカー場とテニスコートが4面有りますが
普段は土日でも利用者がほとんど居ないそうです。
これも、過疎化で若い人たちが居ない現状が浮き彫りになって
います。
野球の次は、釣り堀で釣りです。私たちは大きい生け簀のような
ところで、簡単に釣れるニジマス釣りをしましたが、写真のように
実際の川をせき止めた区画に魚を放して、それを釣る方が
難しいようです。
釣った魚は、その場で焼いてもらったものを温泉施設に持って
いって食べました。これも美味しかったです。
続いて、日本一?のローラーすべり台に挑戦しました。
山の上からローラーコンベアに搬送されて落下していきます。
私は結構怖いのですが、近くにいた親子連れは3回連続で
挑戦していました。
9月の下旬でしたが、山の上の方では少しづつ紅葉している
ところも有りました。
帰りにまた温泉に浸かってから、道の駅で買い物して解散です。
道の駅から温泉施設に行く間の道には、実がなっている木が
沢山ありました。ハチが狙っているらしく、ハチには注意するよう
貼り紙がありましたね。
あっという間の2日間でしたが、普段経験できない体験を
幾つも経験して、またそれが静かな村の中で体験出来るという、
単に観光で捉えたとしても、少し遠いですがまた来たくなる
良い空気に包まれていました。
と同時に、若い人が少ない村の現状があるのも確かですので、
地域おこしの方々も苦労されていることと思います。
個人的には、村を忘れずに少しずつでも観光でも良いので
関われるよう意識することにして、村を後にしました。

















